このこけしが手元にくるまでどのような人生(?)をたどってきたのかは定かではありませんが、行く先々で大切にされていたのだと思います。だからこそ現代においてもじわりと美しさを放ち続けるのだと考えます。
弁松弁当の甘濃ゆい味の沁みた里芋や蓮根のような飴色の光沢に魅せられると古品街道に走ってしまいそうです。
こちらは1957年(昭和32年)作。左上の視線が素敵。
ぱっちり眼の7寸と落ち着いた微笑の1尺作品を並べてみると寸法に似合う表情というものがあることに気づきます。
Kokeshi Second Angle - こけしの居場所
Places of belonging for Kokeshi dolls
このこけしが手元にくるまでどのような人生(?)をたどってきたのかは定かではありませんが、行く先々で大切にされていたのだと思います。だからこそ現代においてもじわりと美しさを放ち続けるのだと考えます。
弁松弁当の甘濃ゆい味の沁みた里芋や蓮根のような飴色の光沢に魅せられると古品街道に走ってしまいそうです。
こちらは1957年(昭和32年)作。左上の視線が素敵。
ぱっちり眼の7寸と落ち着いた微笑の1尺作品を並べてみると寸法に似合う表情というものがあることに気づきます。
フォルムは細身だけれど柔らかさを感じるのは、髪飾りや菊模様のエッジがそうさせているのでしょう。
参考にまさの型と並べてみると、落ち着いて静かに佇む姿と、機敏に右往左往へ動いている姿の比較が見えてくるかと思います。