このこけしが手元にくるまでどのような人生(?)をたどってきたのかは定かではありませんが、行く先々で大切にされていたのだと思います。だからこそ現代においてもじわりと美しさを放ち続けるのだと考えます。
弁松弁当の甘濃ゆい味の沁みた里芋や蓮根のような飴色の光沢に魅せられると古品街道に走ってしまいそうです。
こちらは1957年(昭和32年)作。左上の視線が素敵。
ぱっちり眼の7寸と落ち着いた微笑の1尺作品を並べてみると寸法に似合う表情というものがあることに気づきます。
Kokeshi Second Angle - こけしの居場所
Places of belonging for Kokeshi dolls
このこけしが手元にくるまでどのような人生(?)をたどってきたのかは定かではありませんが、行く先々で大切にされていたのだと思います。だからこそ現代においてもじわりと美しさを放ち続けるのだと考えます。
弁松弁当の甘濃ゆい味の沁みた里芋や蓮根のような飴色の光沢に魅せられると古品街道に走ってしまいそうです。
こちらは1957年(昭和32年)作。左上の視線が素敵。
ぱっちり眼の7寸と落ち着いた微笑の1尺作品を並べてみると寸法に似合う表情というものがあることに気づきます。
東京こけし友の会2022年3月例会で頒布された作品です。
ろくろ線のかすれ、敢えて線の太さを不均一に引くことによる揺らぎ具合に注目です。
頭部から肩の部分に注目。実はこれ、作りつけなのです。
いかにもはめ込んでいるような感じで木地を仕上げ、描彩を施しています。
今回の頒布ではこちらの「作りつけバージョン」と「はめ込み式バージョン」の2パターンが出品されました。